「薬ができるまで」について

製薬業界と聞いて、どんな仕事を想像しますか?

製薬業界と一言でいってもその幅は想像以上で、業務内容は多岐にわたっています。また「薬」にはいろいろな分類があり、業務形態はベンチャーから一部上場の大企業まで幅広く、製薬業界に勤めていたとしても、そのごく一部しか知らないことが多いです。

製薬会社の医療医薬品の研究開発とは、薬のタネを見つける探索研究から医薬品の承認申請までですが、研究開発職と聞いて、その具体的な仕事内容がすぐに思い浮かぶでしょうか?

研究開発職は、大きくは主に非臨床実験を行う「研究職」と主に臨床試験を行う「開発職」に分けられますが、さらにそれらを分解することができます。それぞれの職種の専門性が高いためか、それぞれの仕事内容や研究開発の全体の流れというのは製薬会社内でも意外と知られていないものです。

「薬ができるまで」の管理人であるらいおんは、製薬会社で研究開発業務に20年間携わってきました。その間、幸運にも探索研究から承認申請までの全てのステージを経験する機会がありました。

ずっと同じ職種に携わっている勤務先の友人との会話から、社内の他職種の業務内容は興味があっても知る機会があまりないらしい、ということに気付きました。

製薬会社の研究開発に興味がある人に、自分の経験が役に立つかもしれないと思い、「薬ができるまで」を立ち上げることにしました。

「薬ができるまで」では、医療用医薬品の研究開発について幅広く語っていきたいと思います。

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